2017年12月末にアルファード新型がマイナーチェンジを発表しました。
そして2018年1月初めに発売開始。
ただ宮崎は、すぐにアルファード新型を試乗することができなかったようです。
1週間ぐらい前からやっと試乗できるようになったとか。
といっても、マイナーチェンジのみでモデルチェンジではないので、そこまで大幅な変更はないのですが…
まぁ、私としてはまだアルファードに乗ったことがないのでどんな車に仕上がっているのかワクワク(笑)
ということで今回は、このブロブにてアルファード新型の2018年マイナーチェンジ車の試乗レポートを詳しく書いて行きたいと思います。
目次
いかついフロントグリルが圧巻のアルファード新型
今回、アルファード新型を試乗させてもらった店舗は宮崎県内のとあるトヨペット店。

試乗したアルファード新型のグレードはエアロボディの「S“C パッケージ”」
色(カラー)は黒(ブラック)。
排気量2,500ccのガソリン車、7人乗りのミニバン。

勿論2WDです、宮崎なので(笑)
価格は税込みで4,362,120円のアルファード。
いかついフロントグリルがかっこいいというか、圧巻ですね2018年マイナーチェンジ後のアルファード新型は。
人によっては、ダサいと思うかもですが、私にはかっこよく映ります^^
ただ、私も初めてアルファードに試乗するので高級感は乗る前からひしひしと感じていますが、乗った時のフィーリングはどうなのか?
ここが一番重要だと思っているので。
見るからに大きなボディのアルファード新型ですが、実際乗ってみるとそんなに運転はしにくい感じはしなかったというのが第一印象。
対応してくれたトヨペットの営業マンも「意外に女性の方も運転しやすい車だと思いますよ」と話してましたから。
ハンドルが、ホント軽いですよ^^
女性でも楽にハンドルが回せますね。
2018年マイナーチェンジでの主な変更点は外装と安全性の装備。
外装では、前のフロントグリルと後ろのテールランプが変わってるようです。

また、安全装備面ではセーフティ・サポートカーS(ワイド)とセーフティ・サポートカーが付いています。
最近は、どのメーカーも安全装置は良いものが付いてきてますから、高級車と呼ばれるアルファード新型にも付くのは当然。
簡単にアルファード新型に付いている安全機能を挙げると、
- パーキング時におけるドライバーの負荷の軽減
- 事故や危険に対してのドライバーをサポート
- ブレーキ制御で衝突回避
- 衝突した際のダメージの軽減
- 緊急時にオペレーターが対応してくれる
以上、5つの安全機能がアルファード新型には付いています。
少し分かりずらいかも(汗)
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2018年マイナーチェンジしたアルファード新型の内装はどうだった?
2018年マイナーチェンジしたアルファード新型の内装、どうだったのか気になりませんか?
私が試乗した感じでは、やはり高級車というイメージがぴったり!
ハンドルを握っているだけでも高級感が伝わってきそうな感じ。

意外にインパネ類は、デジタルではなく針でタコメータとか付いていたのにはちょっと驚きましたが…

シフトノブもごっつく…、今まで試乗してきた車が小っちゃく感じました(笑)

コンソールボックスもデカいです!

運転席に座った感じは固くもなく柔らかくもなく、ホントちょうどよい感じ。
2列目を見てみると…

もはや別世界。
オットマン機能が付いているので座り心地も最高!
シートのスライドも1,160mm自由に前後に動かせるので窮屈感を感じることはまずない。

2列目に座って前にテレビがあると、そりゃもう優雅な映画鑑賞できそうな作りです、はい^^
ま、実際にこのアルファード新型には「ロイヤルラウンジ」という特別仕様車もあり、大画面のテレビが付いて至極のひと時を味わえるみたいですが。
豪華な作りのグレード「ロイヤルラウンジ」は4人乗りで1500万円ほどかかるらしいです。
うらやましい限りの車です。
一度乗ってみたい気もしますが、庶民的な私には無縁かも(苦笑)
まぁ、こういうグレードもあるんだということは覚えていてくださいね。
特別仕様車「ロイヤルラウンジ」ほどの豪華さはないですが…
私が今回試乗したガソリン車の「S“C パッケージ”」でも充分な高級感を味わえることができますから。
2列目、3列目のシートにも座ってみましたが、
やはりちょうどよいぐらいの硬さで座り心地もよかったです。
また、足元にも気にしながら座ってみましたが、
アルファードクラスになると2列目、3列目の足元も広いので心配なく長時間乗っていられると感じました。
さすが、高級車。
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マイナーチェンジしたアルファード新型で車中泊は可能なのか?
私のブログで結構読まれているのは車中泊の記事。
私もハイエースに長く乗っていて、トランポとして使用していたので車中泊には興味がありますから^^
なので、トヨペットの営業マンにアルファード新型で車中泊は可能かどうかを聞いてみました。
すると、「8人乗りのアルファードなら車中泊はできますが、7人乗りだとできませんね」という答えが。
どういうことなのか疑問に思ったので詳しく聞いてみると…
8人乗りのアルファードの場合、2列目は3人乗りのシート。

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
この3人乗りのシートだと座面側が少しだけ上に持ち上げられるので、
座面側と背もたれ側をベルトで引っ張って固定し2列目のシートを前に移動することで最大2,025mmの広さを確保することができます。
この広さであれば、2人での車中泊は可能だということ。
でもですね、
試乗した後にトヨタの公式サイトを見ていたら、何と7人乗りでも車中泊できるではありませんか?
ほら、この通り。

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
また、アルファード新型はシートをフルフラットにできます。
しかし、凹凸が大きいため心地よい車中泊はちょっと無理な感じがします。

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
というか、実際に私も3列目のシートを後ろに倒してみました。
が、段差が軽く10cm以上は出るのでフルフラットでの車中泊は考えないほうがいいのではと思いました。
まぁ、高級車のアルファードで車中泊するぐらいなら、普通にホテルに泊る人が多いのかもしれませんが…
※ 車中泊に関しては、
他の車種ですが、こちらの記事に詳しく書いていますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
この際と思って、
7人乗りと8人乗り、どっちが人気ありますか?
と聞いてみると、「圧倒的に7人乗りを選ぶお客様が多いですよ」という答えが。
やはり、アルファードというミニバンは、
車中泊での使用はそんなに考えていないということなのかな。
というか、2列目のゆったり感を考えると、7人乗り以外の選択肢は考えられないのかも。
各都道府県知事や会社社長、役員などが使うアルファードですからね^^
とはいっても、少なからずアルファード新型で車中泊を考えている人もいると思います。
だって、使い方は人それぞれですからね。
いろんな使い方があって当然。
※ アルファードに関しては、
こちらでも詳しく書いていますので、参考に読んでみてくださいね。
アルファード新型の価格とグレードは?
さて、ここでアルファード新型の価格とグレードを詳しく見てみましょう。
アルファード新型には標準ボディとエアロボディの2種類があります。
標準ボディは、

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
■ハイブリッド車
- ハイブリッド エグゼクティブ ラウンジ 7,358,040円
- ハイブリッド G“F パッケージ” 5,529,600円
- ハイブリッド G 4,975,560円
- ハイブリッド X 4,363,200円
■ガソリン車
- エグゼクティブ ラウンジ 7,034,040円
- GF 4,632,000円
- G 4,185,000円
- X 3,354,480円
また、エアロボディには、

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
■ハイブリッド車
- ハイブリッド エグゼクティブ ラウンジ S 7,508,160円
- ハイブリッド SR“C パッケージ” 5,674,320円
- ハイブリッド SR 5,119,000円
- ハイブリッド S 4,610,520円
■ガソリン車
- エグゼクティブ ラウンジ S 7,183,080円
- SC 4,947,480円
- S“C パッケージ” 4,362,120円
- S“A パッケージ” 3,905,280円
- S 3,692,520円
以上、ハイブリッド車とガソリン車合わせて17グレードありました。
アルファード新型は価格帯の幅が大きいのが特徴のようですね。
下の価格は3,354,480円から、上の価格は7,508,160円まで。
私が試乗したのは、ガソリン車の「S“C パッケージ”」で4,362,120円という価格。
価格的にいうと、真ん中より下になるのかな。
それでも、私的にはかなり豪華なミニバンだと思いましたが(汗)
最上級グレードになると、どんな感じなのか…
宮崎県内ではアルファード新型はガソリン車の需要が高いと営業マンは言っていたので、
ガソリン車のグレード「SC」までを選ぶ人が多いのかなと想像しています。
東京や大阪などの首都圏になると
アルファード新型でもハイブリッド車の需要も多くなるとは思いますが…
全国的に見て所得の低い宮崎となると、
現実的にはガソリン車のほうに落ち着くのかな。
トヨペットの営業マンも言っていましたが、
ハイブリッド車を購入しても10万キロぐらい走っただけでは元は取れないでしょうと。
ということは、アルファード新型のハイブリッド車を購入する人は
価格や燃費以上の価値を求めている人が多いということになりますね。
私もそのひとりかも(苦笑)
運転席に座って自分で運転をするよりも、
他の誰か運転手を雇ってアルファード新型を運転してもらったほうが至極のひとときが手に入りますからね^^
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アルファード新型の燃費ってどのくらい?
では、アルファード新型の燃費って一体どのくらいなのでしょう?
単刀直入に営業マンに聞いてみると、
ガソリン車で10km/Lちょっと、ハイブリッド車で15km/Lぐらいだそうです。
カタログ数値ではガソリン車が10.8~12.8km/Lの間、
ハイブリッド車が18.4~19.4km/Lの間となっています。
アルファードには乗ったことはないのですが、
私の経験上ガソリン車9~10km/L、ハイブリッド車14~16km/Lぐらいかなと思っています。
特にハイブリッド車は乗り方によって
燃費はかなり違ってくるので数値のずれはもっとあるかもです。
アルファード新型の燃費は悪いと思いましたか?
いや、でもこの大きいボディからすると、
意外に燃費のよい車なのではないかと私は思いますが。
おそらく燃費だけを考えると…
アルファード新型は購入対象には入らないと思います。
ズバリ!アルファード新型の人気の色(カラー)とは!?
それから、アルファード新型の色(カラー)も聞いてみました。
アルファード新型の色(カラー)には、
- ブラック
- ダークレッドマイカメタリック
- グラファイトメタリック
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
- スティ-ルブロンドメタリック
以上の7色の色(カラー)があります。
その中でも人気の色(カラー)はというと、
- ブラック
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
この4つの色(カラー)が人気だそうです。
特に人気なのは、
- ブラック

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
- ホワイトパールクリスタルシャイン

出典:トヨタ公式サイトより (アルファード)
やっぱり、どの車種でも白(ホワイト)と黒(ブラック)は人気色なんですね。
基本的に私は白(ホワイト)が好きなのですが、
アルファードに至っては黒(ブラック)のほうがより高級車に見えて好きです^^
アルファード新型 納期・納車時期はいつになる?
色々聞いてきたついでに、
アルファード新型を購入した場合にどのくらいの納期・納車になるのかを聞いてみました。
アルファード新型の納期・納車時期は3~4か月ぐらいかかるらしいとのことでした。
今が2018年1月末でしょ。
なので早くても2018年4月末、少し遅れると6月の納期・納車となってしまうかもです。
意外にアルファード新型の納期・納車されるまでの時間が長いので、びっくりしましたが。
でもよく考えると、
アルファードって高級車でも人気が高いミニバンなんですよね。
生産ラインがそこまで大きくはないのかはちょっと分かりませんが、
同じミニバンのヴォクシーやノアよりも納期・納車が長い気がします。
2020年3月現在のアルファード新型の納車・納期の最新情報
2020年3月現在のアルファード新型の納期・納車情報です。
現在、2ヶ月程度の納期・納車待ちとなっています。
なので2020年3月にアルファード新型を契約すると、2020年5月の納期・納車になると考えておきましょう。
アルファード新型の値引きは?
車を購入するときって、値引き額がどのくらいあるのか気になりますよね。
思い切って、2018年1月に発売開始したばかりのアルファード新型の値引きを聞いてみました。
すると、意外にあっさりと「10万円ですね」という答えが返ってきました。
まぁ、今回はマイナーチェンジになるので、
そこまで値引きを抑えるということはしないかもですが。
今から2月は、ディーラーの決算が絡んでくるのでもう少し値引きはあるのかもしれませんね。
ただ、アルファードは元々価格が高いミニバン。
そして高級車としての価値のある車。
普通、なかなか手が出せないと思うので、この手の車は。
値引きを大幅にしてもらえると格安で購入できて嬉しいのですが、そもそも値引きは期待しないで購入するお客さんが多い気がしてきました。
その答えは、おそらく2列目のシートに座ってみると分かると思います^^
アルファード新型の口コミはどうなの?
2018年1月の発売からまだ1ヶ月も経っていないですが、どんな口コミがあるのかを調べてみました。
すると、値引きに関してはまだ商談途中で25万円ぐらいは値引きを提示されている人もいるようです。
他の人の口コミでも値引き26万円と書いてありました。
はて、宮崎でもそのくらいの値引きはあるのかな?
また、納期・納車関係では2017年12月に契約した人が2018年2月に納期・納車されるみたいです。
この辺りの日数は、アルファード新型の発売が発表されてすぐに注文すると納期・納車が早かったのかもしれませんね。
ただ、やっぱり現車を見て試乗してみて、自分が気に入ってから契約したほうが後々の後悔はないと思います。
どうしても、一刻も早くマイナーチェンジしたアルファード新型が欲しいなら話は別ですが。
あ、あと口コミを見ていると最近、3眼LEDヘッドランプの不具合が見つかって納期・納車が当初の予定より遅れているとの口コミがありました。
私がアルファード新型を試乗した時には営業マンは何も言っていなかったのですが…
3眼LEDヘッドランプの不具合の情報は、まだ不透明な内容なのでちょっと何とも言えません(汗)
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マイナーチェンジしたアルファード新型とマツダのCX-8を比較してみた!
今回、2018年にマイナーチェンジしたアルファード新型を試乗レポートしたのには、ちと訳がありまして。
それは何かというと、2017年12月にマツダから発売開始されたCX-8との比較をしてみたくて…
※ CX-8に関しては、
こちらで詳しく書いていますので、是非読んでみてください。
その理由は、CX-8を試乗した時にマツダの営業マンから聞いた話が気になっていたから。
話の内容は、
CX-8を購入するお客さんの中にはアルファードを試乗してみてからの契約もわりとあるということ。
どういうこと?と思いませんか?
話を聞いてみると、
どうやらCX-8のほうが価格も比較的安いし高級感もあるので試乗して気に入って契約するのだとか。
確かに、CX-8は価格が車両本体価格が上級グレードで350万円ぐらいなので、諸経費などを合計すると450万円ぐらいになります。
一方のアルファードというと、
車両本体価格は今回私が試乗したガソリン車のグレードで430万円ぐらい。
諸経費を合わせると合計530万円ぐらいにはなります。
80万円ぐらいはCX-8のほうが安く購入できるという計算。
価格だけ見ると、確かにCX-8有利に見えます。
ただ高級感となると、やはりアルファードのほうが格が上。
少なくても私はそう感じました。
ただ現実的に考えると、燃費はCX-8で実燃費15km/Lぐらい、アルファードで実燃費10km/Lちょっと。
CX-8はディーゼル車なので軽油を使用していて、ガソリンの値段より1L当たり20円ぐらいは安く購入できる。
軽油をガソリンの値段に合わせると、
CX-8の実燃費は18km/Lぐらいにはなるだろうと私は見ています。
あくまでも私の見立てですが^^
となると、燃費の差は歴然となります。
所得の低い宮崎だと、燃費は少しでもよい車をと考えてしまいます。
あ、私だけかもしれませんが(汗)
しかもCX-8には3列目のシートも用意されているので、6人乗りと7人乗りを選ぶことができる。
3列目のシートもアルファードと比較してもそこまで見劣りすることはない。
そう感じた人も多いのではないでしょうか?
私も、同じように感じましたからね。
あ、かといってアルファードをけなしているわけではありませんよ。
アルファードは、高級車。
これは試乗してみるとよく分かると思います。
高級車ゆえに、運転席ではなく2列目のシートにお客様として乗るほうがアルファードの使い方としてはいいのではないか?
そう感じています。
逆にCX-8は、ある程度の高級感を持ちながら自分で運転して家族との楽しいひと時を。
また今流行りのSUVとして、いろんな用途で活躍できる車なのかなと私個人的には思っています。
エンジン性能は、ディーゼル車とガソリン車と特性は違います。
しかし、どちらの車種もパワフルで文句の付けようのない素晴らしいエンジン。
高級車はアルファード。
どちらも3列目のシートを使えて、シートの座り心地も良い。
時代の流れは、ミニバンよりもCX-8のようなSUV。
私から見ると、アルファード、CX-8ともに魅力ある良い車には間違いありませんがね。
これから先、まだまだアルファード新型についても口コミや新しい情報が出てくると思いますので、
随時更新していこうと思っています。
以上、2018年にマイナーチェンジしたアルファード新型の試乗レポート情報でした!