CX-5のディーゼルの故障って?耐久性は未知数?
マツダから2017年2月に発売になっている新型CX-5。
その中でも、ひと際人気が高いのが特に2200ccのディーゼル。
今、私が注目している、人気が高いSUVの中のエンジンのひとつですね。

出典: マツダ公式サイトより (CX-5)
私も新型CX-5の発売後すぐに、マツダの販売店に行って試乗してきましたから。
CX-5には2000ccと2500ccのガソリンエンジンもあるんですが、お客さんの人気は2200ccのディーゼルに集中している感じです。
実際に2200ccのディーゼルに試乗してみて、SUVとして完成度の高いエンジンだなーと思いました。
でもですね、そのマツダの自信作でもあるCX-5に、少し不安材料もあることも最近分かってきたんです。
それは、何かというと…
ディーゼルエンジンの故障。
マツダのCX-5って、同じマツダのデミオやCX-3に使われているクリーンディーゼルエンジンを使っています。
私もマツダのCX-5のことを調べていくうちに、CX-5のディーゼルエンジンの故障に不安を持っている人がいることに気が付きました。
というか、私もCX-5に試乗した時にマツダのクリーンディーゼルエンジンのクオリティーの高さに驚いたのですが、それと同時にディーゼルの耐久性はどうなんだろうという疑問があったのも確か。
素人の私だけがディーゼルの故障を心配しているだけなのかなと思っていましたが、やっぱり皆さんも心配していたみたいですね。
よかった―(苦笑)
ディーゼルエンジンって聞くと、私の頭の中ではすぐにハイエースが浮かんできます。
私も今までにハイエースに数台乗ってきましたが、ディーゼルエンジンの耐久性に関していうと、右に出るものはいないのではないかというぐらい耐久性の高さには折り紙つきの車。
そして、日本でお役御免になってもなお、海外に輸出されてまた使われていくという素晴らしい車。
その人気の高さは、ハイエースの中古車市場を見てもらえれば納得するはず。
新車から乗られて10万キロを超えても、中古車市場では200万円を超えているんです。

出典:トヨタ公式サイトより (ハイエース)
※ ハイエースに関しては、
こちらでも詳しく書いています。
おそらく、CX-5を購入しようかなと考えている人の中でもディーゼルなら心配ないよなと思っている人もいることでしょう。
でも、ちょっと待ってくださいね。
今の話は、あくまでもトヨタが作ったハイエースのディーゼルエンジンの話。
CX-5はメーカーがマツダとなりますから、ハイエースと同じようにディーゼルエンジンの耐久性があるかどうかはまだ未知数。
ホントにディーゼルの故障はないのか?
そんな不安もあるのでは?
ということで、かなり前置きが長くなりましたが今回はCX-5のディーゼルエンジンについて、故障の心配はないのかを詳しく見ていきたいと思います。
CX-5ディーゼルの故障/中古車市場の動きはどうなの?
今回のCX-5のディーゼルエンジンについて故障の心配がないかを調べるために、今のCX-5の中古車市場の動きがどうなっているのかを詳しく調べてみました。
すると、意外な事実が…
それは何かと言うと、中古車市場を見てもそこまで過酷な距離数を走っているCX-5は少ないということ。
もう少し詳しく言うと、CX-5ってSUVは平成24年式の車が今の中古車市場にはたくさんあるのが現状です。
平成24年と言ったら、新車からもう5年経過している車。
しかも、ディーゼルエンジンのCX-5でしょ。
相当な距離数を走っている車があるんじゃないか?
私はそう思いました。

出典: マツダ公式サイトより (CX-5)
※ CX-5に関しては、
こちらでも詳しい記事を書いていますので、参考に読んでみてくださいね。
でも、CX-5の中古車を調べてみると…
距離数を走っているCX-5でも11万キロぐらいなのですよ。
えっ???
って思いませんか?
だって、トヨタのハイエースなんかは新車から3年でも15万キロオーバーの車や20万キロオーバーの車が結構中古車でもあるのに、11万キロぐらいまでの車しか中古車市場にはないって?
どういうことなの?
こんな疑問から、私はある車の中古車検索もしてみました。
ある車とは…
同じマツダのデミオです。
マツダの中では、ディーゼルの販売台数はこのいデミオが一番よく売れているということをCX-5の試乗に行ったときにマツダの営業マンから聞いていたので、どうなっているのかが詳しく知りたくて。
デミオの中古車市場も詳しく調べてみると…
あら、意外!
デミオに関していうと、平成26年式のデミオが中古車としてはたくさんありましたが、ディーゼルの走行距離がたくさん走っている車でも6万キロぐらいしか中古車市場には出ていませんでした。
つまり、私がいったい何が言いたいのかと言うと…
デミオもCX-5も中古車市場ではきれいな車が多いということ。
きれいな車。
きれいな車というと聞こえはいいですが、距離が走っていない車と言ったほうがいいのかな。
中古車を買う側としては、もちろん走行距離の少なくて程度の良いものを買うほうがいいですよね。
だって、そこから先まだまだ十分走れますからね。
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CX-5ディーゼルの故障の心配/耐久性の証明はもう少し先?
でも、問題は耐久性。
これはあくまでも私の予測ですが、おそらくディーゼルエンジンがダメになって故障する前に無難な距離数のところで車を下取りとして出しているのではないか?
私はそう感じました。
マツダのクリーンディーゼルエンジンは、まだ世に出てからそんなに時も経っていない新しいエンジンです。
ディーゼルエンジンのクオリティーは高いですが、実際の市場に出回ってからの耐久性はまだはっきりと分からないまま。
そのまま乗っていて故障すると、ディーゼルエンジンの修理が高くつきますから。
故障と言うリスクは避けたいですよね。
なので、無難なところで売り払っておこうと考えるのではないかと。
じゃないと、平成24年式のCX-5が中古車市場で11万キロぐらいしか走っていないというのはちょっと変かなと思います。
あくまでも、私の憶測となりますが。
トヨタのハイエースみたいに折り紙つきの耐久性のある車と分かったなら、5年乗りのCX-5でも走行距離20万キロ超えのCX-5も出てくるはずですが…
今は、消費者の皆さんも「ディーゼルの故障の心配がないか、少し様子を見よう」と考えているのかもしれません。
もう少し時が経てば、CX-5の中古車でも20万キロ超えの車が出てくるかも。
そうなったとき初めて、マツダのCX-5のディーゼルエンジンも耐久性があると証明されるのではないでしょうか。