フリード新型ハイブリッドの燃費
2016年9月中旬に発売されたフリードの新型。
ハイブリッド車も人気があるようで、販売台数的にはハイブリッド車のほうが少し多いようですね。
やはり燃費が良いので売れているのでしょうか?

出典: ホンダ公式サイトより (フリード)
でも肝心なのは実際の燃費ですよね?
フリードが新型になってカタログ上の燃費もぐんと上がっていますから。
その辺りの数値は消費者はしっかりと見てますからね。
燃費が良いと家計にも優しいし。
ということで今回は、フリードの新型ハイブリッドの実際の燃費について詳しく書いていきたいと思います。
フリード新型ハイブリッドの燃費は実際は悪いの?
現在発売されているフリード新型ハイブリッドのカタログ上の燃費は27.2km/Lです。
では、新型になる前、フルモデルチェンジする前のフリードハイブリッドのカタログ上の燃費はいくらだったのでしょうか?
調べてみると、旧型のフリードハイブリッドのカタログ上の燃費は21.6km/Lと出ていました。
単純に数値を見ると、カタログ数値で5.6km/Lフリード新型ハイブリッドのほうが燃費は良くなっています。
でもこれはあくまでもカタログ上の数値だということ。
実際の実燃費というものは、この数値の70~80%が本当の実燃費だというのが一般的に言われています。
実際に私もホンダカーズのお店(3店舗)に試乗に行って、担当営業マンに実際の実燃費についてしつこく聞いたことがあります。
その時の営業マンの答えは全員バラバラな答えが返ってきました。
ある営業マンは、フリードの新型ハイブリッドの実燃費は20km/Lぐらいだと言い、またある営業マンは18~20km/Lの間だと言い、別の営業マンは上手く行けば23km/Lぐらいまでは行くと思いますよと言っていました。
※ フリードに関しては、
こちらでも詳しく書いていますので、是非参考にしてみてくださいね。
フリードの新型ハイブリッドのカタログ上の燃費から70~80%を掛けてみると、大体の実燃費の数値が出てきますので計算してみました。
その結果19.04~21.76km/Lの間になるのが分かりました。
この数値を見ると1人の営業マンを除いて、だいたいこの数値以内に収まっていることが分かりますよね。
まぁ、23km/Lぐらいと答えた営業マンは、フリードのライバル車であるトヨタのシエンタハイブリッドが実燃費は23km/Lぐらいは行くというのを聞いてきたのかもしれませんね。
実際、私はトヨタのシエンタにも試乗していますし、トヨタの営業マンから実燃費は23km/Lぐらいということも聞きましたので。

出典: トヨタ公式サイトより (シエンタ)
ただ私がフリードとシエンタの両方を試乗してみて感じたことは、「シエンタは確かに実燃費も良さそうな感じはするが、パワーがないので燃費が良いのではないか?」ということです。
シエンタの口コミなどには確かにこのぐらいの数値は行くような書き込みがありますが、ホントのところはどうなのでしょうね?
※ シエンタについては、
こちらで詳しく説明しています。
雑誌とか見てても、フリードとシエンタの比較みたいな特集がたくさん出てます。
それを見ると、やはりシエンタのほうがパワーがない分、燃費が良いとの評価も出ていますね。
フリードの新型ハイブリッド車が燃費が悪いわけではないと思っています、私は。
逆にシエンタの実燃費の数値が良すぎるのだと。
急な坂道などを登ってみると、よく違いが分かるのかもしれませんね。
絶対そうだ!とは言い切れませんが、私も実際に試乗してみてそう感じたのですから。
結局、購入を決めるのはあなた自身。
乗ってみたフィーリングで購入するかどうかを決めるのが大切だと思います。
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フリード新型ハイブリッドの燃費の比較
フリード新型ハイブリッドのカタログ上の燃費は27.2km/L。
それに対してライバル車のシエンタのカタログ上の燃費も27.2km/Lです。
まぁ、この数値はどちらかといと、フリードが同じ数値にしてきただけ。
どのメーカー、どの車種でも燃費の良いライバル車を目標に研究しているのでここについてはしょうがないですが…
各メーカーも特許をとる、とらないでの競争がありますので。
価格のことを考えると、どうしても似たり寄ったりの燃費の数値になってしまうのでしょうね。
いきなり現行型の車から100万円高くなると、消費者も購入するのを考えますからね。
最近、私の記事で紹介している日産のノートも同じです。
ノートe-powerはもっと燃費の良い車を作れるはずですが、それをするとコストが高くなってしまいますからね。
ノートe-powerのカタログ上の燃費はメダリストというグレードで34.0km/Lとなっています。
しかも電気自動車の補助的な車なので、力強い走りができますから。

出典:日産公式サイトより (ノート)
※ ノートe-powerについては、
こちらで詳しく説明しています。
フリードシエンタの燃費の比較にノートは関係ない車だと思いますが、少し見るところを変えてみると、フリードとシエンタとソリオを比較したいという人が大勢いるのです。
フリードのハイブリッドとシエンタのハイブリッドを買おうとすると、どうしても支払う金額が高くなってしまいますからね。
そうすると、もう少し下のクラスはどうかと考えることになるのかと。
私だってそういう考えは持っています。
自分の理想の車を買うのが一番良いですが、現実となると…
そうなると、5人乗りの車と考えるわけです。
スズキのソリオも、雑誌などの情報では12月ぐらいに本格的なハイブリッド車を発売してくるのでは?と書かれています。
カタログ上の燃費も34km/Lぐらいではないかとも言われている車なのです。

出典: スズキ公式サイトより (ソリオ)
※ ソリオについては、

出典:トヨタ公式サイトより (タンク)
※ ソリオのライバル車と見られるトヨタの「ルーミー/タンク」については、
こちらでも詳しく書いています。
そうなると燃費の良い車として、日産のノートe-powerやスズキのソリオも候補として上がってくるのでは?
そんな風に私は見ています。
考え方は人それぞれ違うとは思いますが、私みたいな考えの人もいるかと思いますので。
実際、私もフリード、シエンタ、ソリオ、ノートと試乗してみて、今悩んでいる真っ最中ですから(苦笑)
ソリオの本格的なハイブリッドはまだ発売されていないので、他の3車種で一番実燃費が良いと思うハイブリッド車は「ノートe-power」ではないかと思っているところです。
この場合、必然的に5人乗りの車を選択することになりますが。
総合的に見ていくと、やはりフリード新型のハイブリッドが良いようにも感じています。
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フリード新型ハイブリッドの燃費を良くするためには
フリードの新型ハイブリッドの燃費のことを調べていくと、シエンタよりもフリードの方が乗り方によって燃費がだいぶ違うというのが分かってきました。
確かにトヨタ車という車は、万人向けに作られている車なので、誰が乗ってもそう燃費が極端に変わることのない車に仕上がっているのかと。
でも、ホンダ車のほうは乗り方でずいぶん違うのでしょうかね?

出典: ホンダ公式サイトより (フリード)
私はフリードのハイブリッド車を実際に購入していないので詳しいことは分かりませんが、街中では急にアクセルを踏み込んだりしないことが燃費の向上になるとか。
高速道路では、時速80キロぐらいの走行を心がけるとよいとか。
この2つのことは、ホンダのハイブリッド車に限ったことではないと思いますが、優しくアクセルを踏むことで燃費が良くなるのであれば、やってみる価値はあるのかと思います。
その前に、普段の使い方で少しの距離しか走らない人はハイブリッド車に乗っても燃費は悪いと思うので、最初から購入しない方がいいですね。