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日産ノート「e-power」は電気自動車の位置付けで税金も安くなる?
2016年の11月2日に発売された日産のノート「e-power」は、結構注目を浴びているようですね。
税金面で見ても、節税はできるので家計には優しい車となりますよ。
もともと、ノート「e-power」の発売前から人気のあった車種ですが、発表と同時に人気が急上昇しています。
日産が自信を持っているのもうなずけますね。

出典:日産公式サイトより
でも税金ってものは、ちょっと分かりずらいもの。
見積もりを出してもらって税金関係の説明も一応は話してくれるとは思いますが、詳しく分からないので、「ま、安くなればそれでいいか!」みたいな感じで終わってしまっているんじゃないでしょうか?
まぁ、結果的に消費者からすれば、合計額が安くなればそれでオッケイでしょうが。
電気自動車の位置付けとなっている日産ノート「e-power」。
完全な電気自動車ではないですが、将来的に見ると電気自動車への普及が期待できる車の仕上がりになっています。
今回はそんな日産ノート「e-power」の税金について詳しく調べてみました。
日産ノート「e-power」の納める税金はいくら?
私が以前、日産でノート「e-power」の見積もりを出してもらった時に見た税金に支払う金額は、自動車重量税、自動車取得税がゼロ円でした。
ノート「e-power」に毎年支払う義務が出てくる自動車税は11,500円。
あとは自賠責保険が40,040円です。
税金と保険関係の合計額は51,540円。
自動車税については、もうこれは車を所有する人は必ず払わないといけない義務があるのでゼロ円にはなりません。
ちなみに自動車税は毎年4月1日現在の所有者に支払いの義務があります。
新車を買うタイミングで自動車税の金額は変わってきますが。
私が出してもらった見積もりは11月納車できるとの予想で、この金額は出ています。
日産ノート「e-power」の場合は、排気量は1,200ccなので、1,500ccまでのクラスと同じ税金となります。
1,500ccまでのクラスの1年間に支払う自動車税は34,500円。
この34,500円を12ヶ月分で割ると、1ヶ月あたりの自動車税が出てきます。
この計算でいくと、1ヶ月あたりの自動車税は2,875円となります。
そして自動車税は、登録した翌月から納めることになっているようですので、私の場合だと12月、1月、2月、3月までの4ヶ月分を納めることとなります。
2,875円 × 4ヶ月分 = 11,500円
なので、11,500円がノート「e-power」の自動車税の金額となります。
なお、100円以下の端数は切り捨てだったと思います。
ちなみに排気量が2,000ccまでだと自動車税は39,500円、逆に排気量が1,000ccまでだと29,500円となっていますので。
自動車税の金額は納車される月によって違いますので、詳しいことは日産の営業マンに聞いてみるのがよいかと思います。
また、自賠責保険に関しては強制保険とも呼ばれていますが、強制的に車を買った時に付いてくる保険のことです。
普通はこの自賠責保険の他に、自分でもうひとつ別に任意保険に入っていると思います。
自賠責保険は事故を起こした時にまず最初に支払われる保険。
その保険を使って足りない金額を任意保険から支払って行くのです。
私もこの自賠責保険は見積もりでは40,040円入っていましたが、これも支払っておかねばならない義務のひとつ。
少し高いお守りみたいなものだと思っておきましょう。
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日産ノート「e-power」の免税になる税金とは?
やっと、本題の免税できる税金について入っていきます。
基本的に、今回日産から発売のノート「e-power」は、電気自動車の位置付けということなので自動車重量税と自動車取得税は免税となり、税金を納める金額はゼロ円です。
免税と減税では意味が違いますので注意してくださいね。
減税は納める税金の金額は減りますが、ゼロ円ではないということ。
免税になるとゼロ円です。
※ 日産ノート「e-power」に関しては、
- ノートe-powerの内装ってどんな感じなのか?
- ノートe-powerとステップワゴンの加速を徹底比較!
- ノートe-powerの加速!【体感した感想】
- ノート e-powerの燃費はどのくらいまで上がるのか?
こちらでも詳しく書いていますので、参考にどうぞ。
最近では、ホンダのフリードハイブリッドがフルモデルチェンジをして発売されていますが、フリードハイブリッドも免税対象の車なので自動車重量税、自動車取得税はゼロ円となっています。

出典: ホンダ公式サイトより (フリード)

出典: スズキ公式サイトより (ソリオ バンディット)
でもスズキのソリオハイブリッドは免税ではなく減税です。
私もどこで免税と減税との区別の線が引かれているのかは分かりませんが、おそらく環境への配慮でCO2(二酸化炭素)の削減や燃費、排出ガスの数値なので決まるのではないかと思います。
すいません、これ以上は私も詳しいことは分かりません(汗)
※ ホンダのフリードに関しては、
※ スズキのソリオに関しては、

出典:トヨタ公式サイトより (タンク)
※ ソリオのライバル車と見られるトヨタの「タンク/ルーミー」については、
こちらでも詳しく説明していますので、参考にしてみてくださいね。
日産ノート「e-power」は納める税金が少ないので家計に優しい車
まぁ、でも日産のノート「e-power」を購入すると、この自動車重量税と自動車取得税がゼロ円になるということは、買う側から見るととてもうれしい優遇制度であることは間違いありません。
普通なら、ここでは数万円は税金として支払っていますので。
しかもノート「e-power」は自動車重量税については、1回目の車検の時にも免税になります。
1回目の車検は3年後になりますが、その時もゼロ円でいいとなると、やはりうれしいですよね。
自動車取得税については、新車購入の時と比較的新しい中古車を購入するときに支払う義務が出てきます。
また最初に話した自動車税ですが、この自動車税も車を購入した次の年の支払額は75%減の金額を納めればいいようです。
自動車税に関しては4月1日に所有している人に生じる税金なので、年が明けて2017年1月に購入したとすると2017年4月からの自動車税に対して75%引いた金額が納める額となります。
ただ、自動車税の優遇措置は翌年の1回だけなので、注意してくださいね。
何にしろ、税金を納める金額が少なくなるということは、家計の負担も軽くなるので歓迎すべきことですね。
※ 他の車種の税金に関しては、
こちらで詳しく書いていますので、参考にしてみてください。