目次
日産リーフの充電料金は魅力的?
日産から出ている電気自動車のリーフ。
とても経済的で魅力的な車ですが、肝心な充電料金はいくらぐらいかかるのでしょうか?
リーフという車の名前、そして電気自動車と言うのはずっと前から知っていました。

出典:日産公式サイトより (リーフ)
でも、最初の頃は確か400万円以上した車じゃなかったのかな?
日産リーフはとても価格が高いイメージが頭に入っていましたね。
個人での使用よりも会社などの法人での車と言うイメージがありましたので。
[ad#ji-1]
でもですね、最近、日産の「ノート」と言う車に興味が出てきて、少しイメージが変わりました。
日産ディーラーに行ったら、「リーフ」が普通に置いてありました。
私が見たリーフは中古車だったので試乗はできませんでしたが、運転席、2列目のシートにも座ってリーフの感触を確かめることができました。
私としては11月2日に日産から発売される「ノート e-power」なるハイブリッド車に興味があって見に来たのですが…

出典:日産公式サイトより (ノート)
※ 「ノート e-power」については、
こちらで詳しく説明しています。
今は、ノートの新車よりも「リーフ」の中古車のほうに興味をそそられている状態です。
もちろん、新型の「ノート e-power」にも興味があるのですが、何せ100%電気で動く自動車です。
ガソリン代はゼロ円で生活できるのですから。
そのなかで、一番気になっているのが電気の充電料金だと思うんですよ。
これは私だけでなく、リーフに興味がある人には知りたくてたまらないことだと思うんです。
今回は日産「リーフ」の充電の時にかかる料金について詳しく書いていこうと思います。
日産リーフの充電料金は安いの?
さて、日産リーフの充電ですが、簡単にできるって思っていませんか?
・・・
私は充電は簡単にできると思っていましたよ!
だって家庭用の電気を使えるのですから。

出典:日産公式サイトより (リーフ)
でも、実際はちょっと違っていたみたいです。
いえ、家のコンセントからリーフに電気を充電できないことはありませんよ。
ただ、電気も一般家庭で使われている100Vのコンセントでは無理があるんです。
100Vでも使えないことはないと書かれているようですが、トラブルになることが多くあって最悪の場合火事になる可能性もあるようなので、そのままでは使わない方がよさそうです。
なので日産リーフを充電するときには200Vのコンセント替えてから使用するのが無難な使い方だと思います。
100Vから200Vのコンセントへの切り替え工事については、あなたが今住んでいる近くの電気工事屋さんに聞いてから付け替えて方がよいでしょう。
当然、日産に言えば工事をしてもらえるのですが、工事料金が高いとネットでもたくさん書かれていますので、格安で取り付けたいのなら地元の電気工事屋さんに頼むほうがいいかと思います。
私も「ノート」のことを聞きに行ったときに、営業マンに「リーフ専用のコンセントの工事はどのくらいかかるのですか?」と聞いたところ、「12~13万円ぐらいですかね」という返事が返ってきました。
続けて営業マンは、「家庭でリーフが充電できるコンセントの工事費については日産から10万円の補助金が出ますので、実際は2~3万円の自己負担となります」との答えが。
また、「日産の専用カード購入で全国に置いてある充電スポットは無料になります」と言っていました。
そのカードには1,500円と3,000円とがあり、3,000円のほうがリーフを充電するスポットが多くなるとも言ってましたね。
その説明を受けた時には、「すげぇー、3,000円で使い放題なのか!」と興奮していました。
だって家庭での充電は、1ヶ月間で1,000キロほど走ったとき1,000~1,500円の電気料金になりますからね。
ミニバンなど大きな車に乗っていると1,000キロで1万円のガソリン代は使いますから。
それに比べたら全然安いじゃないかと。
日産リーフの車体価格と充電料金
でも実際、家に帰ってからリーフのことを調べていくと…
「あまりおいしい車ではないかも?」と疑問を抱くようになりました。
ネットでは、リーフ自体、あまり歓迎されていない様子。

出典:日産公式サイトより (リーフ)
※ リーフに関しては、
こちらで詳しいことを書いています。
でも、日産リーフの中古車を見てみると、「あるわ!あるわ!」
まだ発売から10年も経っていないのに中古車が結構たくさんあるじゃないですか!
しかも1年落ちの型でも車体価格は200万円切っています。
今年のモデルでも200万円を切っているリーフもあったぐらいです。
5年落ちぐらいになると車両価格は100万円を軽く切ってきていますからね。
確か新車の車体価格は300万円近いはず。
なのにどうして?
電気自動車なのに?
答えを言うと…
不人気車だから!
たぶん、これが原因だと私は思います。
だって電気自動車じゃん!
私も最初はそう思いましたが、そこまで便利な車ではなさそう。
確かに自分の家で電気を充電すると、料金は1,000~1,500円ぐらいで行けそうな感じはします。
でも実際は、少し遠乗りをするとバッテリーの容量がそんなに大きくないので走行できる距離も少なくなるということ。
自分の家でリーフを充電すると満タンになりますが、それ以外のところで充電すると急速充電で8割の充電しか
できません。
もし中古車を買ったとすると、バッテリーの残量は満タンではないはずです。
5年落ちの型の日産リーフだと200キロは走れないのかと思います。
だいたい150キロ走ればよい方なのかな?
この距離の8割が30分の急速充電できますので、120キロは走れる計算になります。
ただし実際に走れる距離はゼロになったらリーフは止まってしまうので、余裕を見て30キロぐらいで充電するかたちになるのかと思いますが。
そうすると走れる距離は90キロまでと、とても少なくなってきます。
新車から乗るなら走行できる距離は90キロにプラス30~40キロは増えると思いますが、バッテリーの消耗はしょうがないですからね。
[ad#ji-1]
日産リーフの保障と充電料金
しかも日産が保証している期限は5年または10万キロのどちらか早い方で保証が切れるようです。
保証が切れてバッテリーの交換が必要になると、60万円ぐらいかかるようですから。
そしてリーフを充電できるスポットが多くなったといっても、自分の家の電気料金とカードで支払う料金を合わせると5,000円近くなる人もたくさんいるようですよ。
まぁ、使い方によるのでしょうが。
おもに自宅と会社の通勤に使う人なら、自宅の電気料金の1,000~1,500円で済むでしょう。
でも、休日に遠出をして県外に行ったりする機会が多い人なら、もしもの場合を考えて3,000円のカードを購入したほうが無難だと思います。
そうなると4,500円ぐらいは充電料金で支払うことに。
距離をたくさん乗る人ならガソリン車に比べると全然安いのでお得感がありますが、反対に走行距離が少なくてたまに遠出するぐらいの人には結構な料金となるかもです。
しかもバッテリーの残量を計算しながら走るので、いつ充電が必要になるのかをいつもチェックしていなければなりませんから。
ハラハラドキドキのドライブになるようです。
日産リーフは自分に合った充電料金の使い方が大事!
この日産のリーフを乗るなら、完全に近場のセカンドカーとして使うか、遠出をたくさんして使う2つの使い方しかないのかなと思いました。
特に、たまに遠出をする人や自分の家以外では充電するのがイヤな人にはリーフは向いていないでしょうね。
充電するときの電気料金がいくらなのかをを考える前に、今自分はどんな車の使い方をしているのかをしっかりと振り返ってみることも必要です。
要は、自分の使い方にあった車を選ぶことが大事だと思います。
日産リーフ ついに新型が発売された!気になるバッテリーの充電時間はどのくらい?
(2017年9月7日 最新追加情報)
やっと昨日、2017年9月6日に日産リーフの新型が発売になりました。
昨日の記事について、まだ読んでいない人はぜひ読んでみてくださいね。
この記事を書いていて、「そういえば、リーフ新型の充電時間のことを書いていなかった!」と思い出しました。
確かに、昨日発売となったリーフの新型モデルは、走ることができる走行距離が400キロに伸びたとはいえ充電時間が旧型よりも長くなっているのではないか?
そう思いながら、リーフの公式サイトを見てみると…

「リーフ新型の充電時間は40分」と書いてありました。
あ、この40分という数字は、外出先などでの急速充電器を使っての充電時間です。
旧型のリーフの場合には充電時間は30分だったので、10分間増えたということになります。
たかが10分間増えただけでしょ?
そう思っていませんか?
確かに10分間というのはあっという間の時間で、すぐに経過する時間かもしれません。
ただ、急いでいる場合ならどうでしょうか?
実際、私には2人の息子がいて、長男のほうに中古車ですが「旧型の初期型リーフを買ったら?」とすすめています。
でも、長男はあまりいい返事をしません。
それはなぜか?
充電時間が長いということが、ひとつのネックになっているということ。
旧型のリーフなら30分で走行できる距離の8割が充電できます。
でも、私の長男はその30分すら長すぎるというのです。
「充電時間の30分は本などを読んで待っていればいいじゃないか」といったのですが、「時間がもったいない!」と思っているらしく、がんとして首を縦に振ってはくれません(汗)
おそらく同じような考えの人が、たくさんいるんじゃないでしょうか?
だとしたら、リーフの新型ではさらに10分間長くなるので、余計待っていられない人が続出するかもしれませんね。

リーフの新型はとても良い車だとは思いますが、充電時間を気にしているお客さんもたくさんいることは確かなようです。
今は、月々2,000円で急速充電器を使い放題のプランもあるみたいですが、40分の充電時間になってイライラして待つ人も増えるのではないか?
急速充電器は現在、全国で5,500基以上あるようですが、実際問題、私の家の近くには急速充電器を設置しているところが3つしかありません。
田舎なので仕方がないですが。
でも、これでは、すぐに急速充電器を使えないことも考えられます。
「充電するのに1時間以上、いや2時間ぐらいかかるのなら、ガソリン車のほうがいい!」
「お父さんの乗っているプリウスのほうが、現実的には使い勝手がいいよ!」と言っていました。
ま、考え方なのでしょうが…
今後、リーフの新型がどのように普及していくのか、少し様子を見てみたいです。
[ad#ji-1]
日産の新型リーフの試乗後に営業マンから聞かされた充電の意外な事実とは?
(2017年10月16日 最新追加情報)
最近、新型リーフの試乗に行ってきました。
※ その時の様子は、
こちらの記事で詳しく書いていますので、よかったら読んでみてください。
で、新型リーフの試乗後に充電について、あれこれ聞いてみたのです。
と、すると、意外な事実が…
何と、日産の営業マンは今回発売された新型リーフの充電については、家庭で充電することをあまり進めていない様子なのです。
なぜかって、分かります?
それは、家庭で充電する設備の費用にあるようでした。
私のこの記事を読んでもらうと分かると思いますが、旧型のリーフの場合には、取り付け費用がディーラーにお願いすると十数万円、近くの電気屋さんで頼むと数万円で設置ができます。
ただ、新型リーフの場合、バッテリー自体が旧型より大きくなっているじゃないですか。
なので、電気工事自体も旧型リーフの場合よりも高くなるようです。
たしか、ディーラーで頼むと27万円ぐらい設置費用がかかってしまうとか言ってました。
ま、補助金が10万円出るらしいので、実際は17万円ぐらいの負担になるだろうと。
単純に旧型と新型のリーフでは、家庭での充電設備で、10万円以上の差が取り付け費用で出てくることは間違いなさそうです。
なので、このことを考えると、日産などで急速充電設備が使える月間2,000円で使い放題のカード使用をすすめているようでした。
また、家庭での普通充電では旧型のリーフよりも、満充電になる時間がかかるようですね。
「そういうこともあって、一般家庭での普通充電は進めていないのかな」
と、私は感じました。
もっとも日産だけでなく、各メーカーがたくさんの電気自動車を出してくれば、家庭での充電設備費用ももっと安くなるとは思いますが。
この辺りは、まだまだ日産に課題が残ってるようですね。