フリードとシエンタとソリオの比較が気になる?
この前はフリードとシエンタとソリオの燃費と室内の広さについて比較して説明しました。
ホントは全部説明したかったのですが、ちょっと長くなりそうなので分けて書きました。
もし、先日の記事をまだ読んでいない方は、「フリードVSシエンタVSソリオの比較【燃費と室内の広さ】」を読んでみてください。
新しい車が発売になった場合、燃費や室内の広さが気になることでしょう。
でも、実際にディーラーに足を運んで自分の目で、そして触れてみて、試乗してみて購入するかどうかは決めていると思います。
まあ、今の時代カタログだけを見て車の購入を決めている人も少なからずいますが…
私は一度は試乗して見て車を購入しています。
その試乗するときには、絶対に乗り心地が気になると思うんですよ。
だって、乗り心地の悪い車には乗りたいと思わないでしょ?
思った以上にシートが硬くて、長時間のドライブしたくないとか…
運転席以外にも助手席や2列目、3列目の乗り心地が気になるとか…
また、前評判では馬力があると噂されていたのに、実際に乗ってみると馬力がなく坂道など登らないとか…
ということで今日は、乗り心地と馬力について比較していきます。
フリードとシエンタとソリオの乗り心地の比較
まずは乗り心地から。
新型のフリードは、私の住んでいる地域ではまだ試乗できないところもある状態です。
都内では発売日の16日から試乗できるところもあったようですが…
私の家の近くのディーラーでは、ちょうど新型のフリードが外にナンバー付きの状態で展示しているのを見かけたので試乗させてもらうことができました。

出典: ホンダ公式サイトより (フリード)
※ 新型フリードについては、
こちらに詳しく書いていますので、参考にどうぞ。
新型のフリードのシートはちょうどよい硬さでしたよ。
運転していて疲れないような印象のシートに感じました。
なので乗り心地もとっても良かったと思います。

出典: ホンダ公式サイトより
おそらく発売されたばかりなので、そんなにお店に来る人もいなくてとても真新しく感じました。
2列目と3列目には展示車の時に座ってみただけですが、割としっかり作られているようです。
運転席・助手席のシートと2列目のシートの差はないと思います。
3列目は窓側に跳ね上げ式になるのでシートの厚さは少し薄く感じましたが、乗り心地の悪い印象は受けませんでした。
新型シエンタの乗り心地に関してですが、シートの作りは少し柔らかめと私は感じました。
試乗もしていますが、乗り心地・座り心地は悪くない印象です。
でも、新型フリードと比べると、少し柔らかい感じがしますね。
シートの作り的にいうと、新型フリードのほうが質感は上ですね。

出典: トヨタ公式サイトより
あと、新型シエンタの場合には3列目は期待しない方がよいです。
付け足し程度のシートだと思ってくださいね。
3列目も使えると期待してると、痛いしっぺ返しが来ますから。

出典: トヨタ公式サイトより (シエンタ)
※ シエンタに関しては、
こちらでも詳しく書いています。
そして3列目の足元も狭いので、とても窮屈感があります。
3列目の乗り心地もはっきり言って悪いと思います。
まぁ、それ以前に、座ると圧迫感有り有りなので3列目には乗ろうとは思わないはずです。
次にソリオの乗り心地ですが、正直悪いです。
全席、シートが硬すぎ。
特に2列目のシートは硬いです。
乗っていて気持ち悪い感じがします。

出典: スズキ公式サイトより
車体も小さいので室内空間も狭いのかなとも思われがちですが、ソリオの室内空間は相当広く感じますね。
ただ、シートの座り心地・乗り心地も悪いのでソリオのイメージダウンになるのではないかと私は思っていますが。
※ ソリオに関しては、

出典:日産公式サイトより (ノート)
※ ソリオのライバル車となりうる日産の「ノート」に関しては、

出典:トヨタ公式サイトより (タンク)
※ ソリオのライバル車と見られるトヨタの「タンク」については、
こちらでも詳しく説明していますので、参考にしてみてください。
妻もソリオに乗っていますが、乗り心地の悪いよりも妻は運転席からの視界の良さが気に入ってソリオを購入しました。
運転席からの見晴らしのよい車だけに、シートの質感がもっと向上するとソリオは今よりもっと売れるかもしれませんが…
それぞれを比較して乗り心地の良さの順位を付けると、1位が新型フリード、2位がシエンタ、3位がソリオの順番になりそうです。
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フリードとシエンタとソリオの馬力の比較
では次に、馬力を見ていきましょう。
新型フリードの馬力はハイブリッド車で81kw(110ps)、ガソリン車で96kw(131ps)です。

出典: ホンダ公式サイトより
数字ではどのくらいかは想像できないでしょうが、実際に乗って坂道を加速してみるとよく分かりますよ。
坂道の運転でも不満を感じることはないと思います。
見た目は小さい感じがしますが、馬力はパワーがあり、元気な走りをしてくれます。
続いてシエンタを見てみましょう。
シエンタの馬力はハイブリッド車で54kw(74ps)、ガソリン車で80kw(109ps)でした。
フリードと比較するとハイブリッド車、ガソリン車ともにかなり数値が低いようです。

出典: トヨタ公式サイトより
この差は、走りにはどのくらい違いが生まれるのでしょうかね。
おそらくフリードに試乗してみてから後にシエンタの試乗をすると走りが物足りなくなると思います。
特に坂道での力のなさが体感できるのかと。
シエンタは燃費が良いのが売りなので、馬力を小さく抑えているのでしょう。
街中での運転にはそう支障はなさそうですが、郊外に出て行くと力の無さを感じると思います。
街乗りオンリーならシエンタでも全然OKです。
では次にソリオです。
ソリオの馬力はハイブリッド車で67kw(91ps)、ガソリン車で67kw(91ps)でした。
馬力の数字を見るとフリードよりも小さく、シエンタよりも大きな数値になっていますよね。

出典: スズキ公式サイトより
よく見比べてもらいたいのが、排気量の大きさです。
フリード、シエンタが排気量1496ccに対して、ソリオの排気量は1242ccなのです。
小さな車体のソリオがシエンタよりも馬力があるというのは意外でした。
私は排気量に応じて馬力をあると思っていましたので。
確かに妻のソリオも排気量の割には元気な走りをしていますね。
ただどうしても坂道になるとちょっと…
ひとりで運転するなら別に問題なく登って行きますが、大人4人が乗っていると坂道は登りますがエンジンの音が全開になります(苦笑)
ソリオでこんな状態ですから、シエンタでの坂道は勘弁してもらいたくなりますね。
馬力の数値から見てもシエンタが一番低く出ていますから。
比較して馬力に順位を付けると、1位が新型フリード、2位がソリオ、3位がシエンタの順番になりそうですね。
フリードとシエンタとソリオの比較 総合評価なら…
今回の乗り心地と馬力の比較の総合評価をつけるとすると、1位が新型フリード、2位が僅差でシエンタ、3位がソリオかな。
これは私が付ける順位であって、人それぞれの評価というものがありますので…。