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新型セレナに不具合がある?
朝起きてみると、ビッグニュースが飛び込んできました。
何やら、日産が8月末に発売したばかりの新型セレナが不具合を起こしたとか!?

出典: 日産公式サイトより
えっ~?
あの新型セレナ!?
私がつい最近、1週間ほど前に試乗した日産の新型セレナ。
一体、どこが不具合なのか?
※ 新型セレナに関しては、
こちらにも詳しく書いていますので、是非読んでみてください。
新型セレナの不具合はアイドリングストップ機能?
不具合箇所は、アイドリングストップ機能にあるようですね。

出典: 日産公式サイトより
でも私が試乗した時にはそんな感じはまったく無かったので、私自身ビックリしています!
日産の新型セレナを試乗した時には1時間半ぐらい車に乗って運転をしていました。
街乗りの試乗でも、普通に信号待ちで自動でアイドリングストップ。
そして信号が青に変わったときには自動でエンジンがかかって何事もなく発信していたので、よもやそんな場所に不具合が出るなんて夢にも思っていませんでしたよ。
新型セレナの不具合はプロパイロットだと思った!
一瞬、新型セレナに不具合が出たと聞いた時には、「プロパイロット機能が悪くなったのかな?」と思いましたが。

出典: 日産公式サイトより
だって正直、プロパイロットは便利な機能だけれども、そこまで進歩した技術ではないかと思うんです。
いかにも日産が世界初で自動運転車の発売をしたような宣伝文句が歌われていますが、日産以外でもトヨタ、ホンダなど、ほぼプロパイロットと同じ機能の車はありますから。
私の妻も自動運転の言葉に惹かれて、新型セレナの試乗をしてみたいとは言ったものの、実際に試乗してみると、「便利な機能だけど、ちょっと期待外れだわ!」とすこしガッカリした様子でしたからね。

出典: 日産公式サイトより
私だってそう。
あまり誇大宣伝しない方がよいと感じています。
だって妻みたいな考えの人ってたくさんいると思うから。
だれだって自動運転と言ったら、楽でいいな~と思ってしまうと思うんですよね。
実際に試乗しないで、日産新型セレナの予約注文を入れた人もたくさんいると聞いています。
だから車が納車になって初めて運転してみると、「え?、こんな機能なの?プロパイロットって???」と感じた人もたくさんいるはずですよ。
または私たち夫婦のように新型セレナが発売されて、高速道路でのプロパイロット機能を確かめるために試乗して考えるという人もたくさんいたはず。
がっかりして新型セレナを購入候補から外す人もいたり、または気に入って試乗後に契約したりする人もいたことでしょう。
先日のホンダの営業マンと話していた時に、「高速道路での自動運転はやっぱり楽だと思います」と言っていました。
しかし、「楽でも常にハンドルに手を添えておかなければいけないのは、あまりリラックスできるものではない!」と私は思っています。
妻は、車の中で食べ物を食べる時に手離しして食べられると楽なのにとか、眠い時に自動で運転してくれるのは助かると言っていましたので…
そういった大きな勘違いをしている人が多いと思いますよ。
新型セレナの不具合は日産への戒め?
だから、今回の新型セレナの不具合の発覚は、ある意味、日産への戒めの感じのように思っています。
消費者にとってよい車を作るのは結構なことですが、あまり誇大表現しすぎるとしっぺ返しを食らうのでは?
アイドリングストップ機能の不具合とのことですが、原因はまだはっきりしていないようです。
早急に原因を突き止めて、不具合箇所をきちんと修理して直して欲しいものです。
今後の日産の新型セレナの動きに要注目です。
なお、同じミニバンの他社ライバル車であるトヨタの新型ヴォクシーについても、
新型ノアについても、
ホンダの新型ステップワゴンについても、
それぞれ詳しく書いていますので、是非参考にしてみてください。
新型セレナの不具合 納車前のお客様対応が悪すぎ!
(2016年9月7日 追加)
新型セレナの不具合に関しては、どうやら日産サイドでは8月27日ぐらいから分かっていたようです。
そのことをすべての販売店とは思わないですが、既に契約して納車を待っているお客様に対して「リコール」のことを隠していたそうですよ。
何でも台風の影響で納車日に納車できなくなったとか、嘘をついて納車日の引き延ばしを行っていた販売店があるとか。
「は~??」
って感じになりますよね。
しかも下取り車は既に日産に出していて、車が無い状態だとか。
販売店から全額返金の相談もあったようです。
ま、販売店側からすれば、いつ新型セレナの販売が再開されるのか分からない状態ですからね。
その気持ちも分からない訳ではないですが…
その時に下取り車のことは何も言わなかったとか。
第3者から見ると、そんな対応はあり得ない話で、かなり頭に来ますよね。
もしかすると、この事例は氷山の一角で、裏には新型セレナの不具合によって販売店の対応に困っているお客さんがたくさんいるのではないかと思ってしまいました。
そういえば、私が高速道路でのプロパイロットの試乗の時に、「もう一度、新型セレナの見積もりを出しましょうか?」と契約をしつこく迫っていた営業マンからの連絡がプツリと来なくなりましたね。
新型セレナが一時出荷停止状態なので連絡も控えているのでは。
営業マンの売込みがすごかっただけに、何とも後味の悪いことになってしまっています。
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新型セレナの不具合 最悪は発電機が燃えてエンジンから火が出てくる!
(2016年9月7日 追加)
ようやく詳しい原因が分かったようです。
信号機などの停止でエンジンがストップになるアイドリングストップ機能。
信号が青でエンジンがかかるときに、発電機に強い負荷がかかって電流が流れていく回路がショートしてしまうようです。
実際に私にみたいに試乗していたときに、エンジンルームから火が出て来て不具合が分かったとか。
その時にはケガ人などはいなかったのが幸いですが…
私も、もしかしたらエンジンルームから出火する可能性もあったのかと思うと、ゾッとします。
そうなった場合には、もう二度と新型セレナの購入は考えないと思います。
ディーラーは9月7日の今日、国土交通省に「リコール」の届け出を行ったようです。
何ともお粗末な結果となり果てましたね。
来週には新型セレナの出荷を再開したいディーラーの考えはあるようですが、どうなることやら。
8月24日以降販売した台数は約9,500台にのぼっています。
短期間にこれだけの台数を販売するのはすごいと思いますが、販売後すぐに「リコール」になる新型セレナのことを消費者はいったいどう思うのでしょうか?
そのうちの600台はすでに納車済みですからね。
日産、ピンチです!