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デリカD5はクリーンエンジン搭載の車
三菱のデリカD5はとてもマニアの中で人気の高い車。

出典: 三菱公式サイトより
特にディーゼル車はクリーンディーゼルエンジン搭載なので環境にも優しいです。
でもディーゼルって不具合が出てくると結構厄介な代物になります。
というわけで今回は、デリカD5のディーゼル車にスポットを当てていきたいと思います。
デリカD5クリーンディーゼルエンジンの概要
デリカD5のクリーンディーゼルエンジンの排気量は2200ccです。
基本的にディーゼルエンジンは低回転が力強くトルクがあり、坂道などではその本領を発揮してきます。
大型トラックなどにディーゼル車が多いのはそういう理由もあります。
ガソリン車と比べて力があるので重量のあるものなどは絶対にディーゼルでしょう。
そしてミニバンであるデリカD5も2200ccのクリーンディーゼルエンジンを使っています。
私もハイエースやハイラックスに乗っていたのでディーゼルエンジンのことは多少なりとも分かっていますが、クリーンディーゼルエンジンはまだ乗ったことがないのでちょっと興味が沸き調べてみることにしました。

出典:トヨタ公式サイトより (ハイラックス ピックアップ)
※ ハイラックスピックアップに関しては、
こちらで詳しく書いています。
デリカD5のクリーンディーゼルはこんな形をしています。

出典: 三菱公式サイトより
わりとスマートな感じ。
デリカD5クリーンディーゼルエンジンの燃費
JC08モード燃費では13.6km/Lとなっていますので、実燃費は10~11km/Lではないかと思います。
ただこれはディーゼル車なのでガソリンではなく軽油を使うことになります。
軽油はガソリンに比べて1リッターあたり10円以上は安くなります。
そうなるとガソリン車と比べると、長い目で見て行くとかなり燃料を使う金額の差が出てきます。
私がハイエースやハイラックスで乗っていたディーゼルエンジンの燃費は8~9km/Lでした。
その頃に比べるとかなりデリカD5のディーゼルは燃費も良くなっていますね。
エンジン細部のことは分かりませんが、大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)なども大幅に減って環境に優しいエンジンとなっています。
ちょっと昔の車は、黒煙がすごかったですから。
まぁその分車体自体の値段も上がっていますが…
デリカD5クリーンディーゼルエンジンの不具合とは!?
ただ2つほどディーゼル車には不具合が出やすいことがあります。
それは燃料噴射ポンプの不具合とオルタネーターの不具合。
私が乗っていた車ではこの2つの不具合はなかったのですが、友達や会社の同僚から聞いたことがあります。
デリカD5の燃料噴射ポンプの不具合
名前の通り燃料を送るポンプです。
ここがある程度の年数を乗っていると劣化してきて燃料が漏れたりします。
燃料が漏れた状態なので燃料がうまく行き渡らなくなります。
燃料噴射ポンプの不具合が起こると、エンジンがかかりにくくなったりかからなくなります。
また乗っていても加速しようとアクセルを踏んでもパワー不足でうまく加速してくれないような状態になります。
黒い黒煙もひどくなり、他の走っている車の迷惑にもなります。
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デリカD5のオルタネーターの不具合
オルタネーターはバッテリーへ電気を供給する発電機としての役割を持っています。
割りとそこは不具合が出やすい場所なんです。
あ、思い出したのですが一度マイクロバスのオルタネーターの不具合がありました。
その時は修理費5万円ぐらいかかったと思います。
修理工場の人は「この場所は結構修理代がかかるのよねー」と言っていました。
燃料噴射ポンプの不具合による修理費は新品交換で20万円ぐらいはかかるそうですよ。
高っ!
なので燃料噴射ポンプとオルタネーターの不具合には気を付けておいてくださいね。
デリカD5クリーンディーゼルエンジンその先は…
とはいってもデリカD5の4WDの走破性にはマニアも惚れ込んでいるほど。
最近起こった燃費不正を尻目に、このデリカD5は絶賛の嵐です。
※ デリカD5については、
こちらでも詳しく書いていますので、是非参考にしてください。
今回の燃費不正問題で三菱と日産は燃費不正対象車に対して10万円を支払うと発表がありました。
デリカD5は対象車種ではないですが、三菱自体にお客が遠のいているのは事実。
車の不具合というものは三菱だけでなくどのメーカーでも起こっています。
今回の燃費不正問題でデリカD5に大きな支障がないのが救いですね。